2009年06月30日
書くに書けない日々
僕は腐りはじめている。空気が濃すぎて、酸素が多すぎて、腐敗がはじまっているのだ。山へ、向かわねば。そう思い立ち、準備し、眠りにつく。しかし、玄関にあるブーツに足を突っ込むことなく、窓から夜明けを眺めて過ごしたり。歩いているはずだった稜線に、朝の光が当たる様子は、なんとも言葉にしがたい。しかし、こうして平穏な時間が過ぎていくのだ。
発酵がだいぶ進んだようなので、ガスを抜きに、ふらっと裏山の美ヶ原へ散歩に出かけた。なだらかな高原をのんびり牛のように歩き回る。
高原のすぐ下までは、修理を終えて帰ってきた赤カブの【赤兵衛】でえっちらおっちら登っていった。

少し歩いただけで、これだ。モスのバーガーだと、3つぐらい喰ってしまう。下山後とはいえ、ああっ、これではいけない。
>>続きがあるのだ!
発酵がだいぶ進んだようなので、ガスを抜きに、ふらっと裏山の美ヶ原へ散歩に出かけた。なだらかな高原をのんびり牛のように歩き回る。
高原のすぐ下までは、修理を終えて帰ってきた赤カブの【赤兵衛】でえっちらおっちら登っていった。

少し歩いただけで、これだ。モスのバーガーだと、3つぐらい喰ってしまう。下山後とはいえ、ああっ、これではいけない。
>>続きがあるのだ!
2009年06月27日
愛の道を行け
リハビリの通院先にて、担当のトレーナー(療法士)が替わる。これまでいつも、愛くるしい瞳で「いたく、ないですかぁ?」と聞きながら、僕の半身に惜しみない愛のマッサージを注いでくれた「こむぎちゃん」が担当をはなれ、僕が密かに「親方」と呼んでいた屈強そうな男性療法士となる。
このためか、リハビリメニューも大幅シフト。従来の、こむぎちゃんならではの、腕から背中にかけてをやさしく修復していくスタイルを脱し、関節と筋肉に容赦ない負荷を掛けていくスパルタンな内容へ。懸垂、腕に体重の乗せての運動、バンザイしながらの回転...。ああ、アルカイダの拷問を受けているようだ!
こむぎちゃん! たすけて!
しかしこれも越えていかねばならない、僕の道だ。
道と言えば、夕方の保育園の迎え道に、山道具屋の【ブンリン】の前を通る。この日、妹の小豆3歳は休園。久しぶりに入店を許された大豆5歳は、店内の山道具に突進。トランギアのケトルを持ってきて「おれのやかんがあるよ」。毎晩風呂道具にして遊んでいるようだが、おまえのじゃない。
あげくの果てに、レジに回り込んでのいたずらやりたい放題。僕がFineTrackのストームゴージュ・パンツのベンチレーション具合を確かめている間、実はサイズ的にラージを履けるか悶絶している間、大将(店主)に遊んでもらっている会話が聞こえる。大将の声、「プール、泳げるようになったか?」のご下問に「うん。イルカみたいだよ」。うそこけ!
うむむ。試着した結果はmont-bellの薄手のパンツを選択する。ウエストの伸び具合がいい。ストームゴージは秋になってから、Lサイズのアルパインパンツにしよう。それまでに、数センチ、ウエストを絞るのだ。僕はまたひとつ、選択という分かれ道を越えた。
そうそう、この日。山と高原地図を、生まれて初めて買った。おい、笑わないでくれ! エリア? 聞かないでくれ! ええい、【槍ヶ岳・穂高岳】だ。だれだ、そこで倒れてまで笑ってるやつ!
いいではないか、僕が登山地図を買っても。いつも眺めている地形図と違って、いっぱい書き込みがあるのだ。道のことも書いてある。おお、「パノラマコースは残雪期通行不可」だって? 誰もそんなこと、教えてくれなかったじゃないか! そうか、みんなコレを見てるから知ってるのだな。もっと早く手に入れるべきであった。
...おい、前常念のトラバース道、「整備不良のため通行不可」だと!明日歩く予定なんだが。
【追記:ヘタレの虫が出て、今日の常念行きは断念、里山でおとなしく遊ぶのだ。06/28 2:36】
このためか、リハビリメニューも大幅シフト。従来の、こむぎちゃんならではの、腕から背中にかけてをやさしく修復していくスタイルを脱し、関節と筋肉に容赦ない負荷を掛けていくスパルタンな内容へ。懸垂、腕に体重の乗せての運動、バンザイしながらの回転...。ああ、アルカイダの拷問を受けているようだ!
こむぎちゃん! たすけて!
しかしこれも越えていかねばならない、僕の道だ。
道と言えば、夕方の保育園の迎え道に、山道具屋の【ブンリン】の前を通る。この日、妹の小豆3歳は休園。久しぶりに入店を許された大豆5歳は、店内の山道具に突進。トランギアのケトルを持ってきて「おれのやかんがあるよ」。毎晩風呂道具にして遊んでいるようだが、おまえのじゃない。
あげくの果てに、レジに回り込んでのいたずらやりたい放題。僕がFineTrackのストームゴージュ・パンツのベンチレーション具合を確かめている間、実はサイズ的にラージを履けるか悶絶している間、大将(店主)に遊んでもらっている会話が聞こえる。大将の声、「プール、泳げるようになったか?」のご下問に「うん。イルカみたいだよ」。うそこけ!
うむむ。試着した結果はmont-bellの薄手のパンツを選択する。ウエストの伸び具合がいい。ストームゴージは秋になってから、Lサイズのアルパインパンツにしよう。それまでに、数センチ、ウエストを絞るのだ。僕はまたひとつ、選択という分かれ道を越えた。
そうそう、この日。山と高原地図を、生まれて初めて買った。おい、笑わないでくれ! エリア? 聞かないでくれ! ええい、【槍ヶ岳・穂高岳】だ。だれだ、そこで倒れてまで笑ってるやつ!
いいではないか、僕が登山地図を買っても。いつも眺めている地形図と違って、いっぱい書き込みがあるのだ。道のことも書いてある。おお、「パノラマコースは残雪期通行不可」だって? 誰もそんなこと、教えてくれなかったじゃないか! そうか、みんなコレを見てるから知ってるのだな。もっと早く手に入れるべきであった。
...おい、前常念のトラバース道、「整備不良のため通行不可」だと!
【追記:ヘタレの虫が出て、今日の常念行きは断念、里山でおとなしく遊ぶのだ。06/28 2:36】
2009年06月25日
稜線のひょうきんもの
Wikipediaによると、ライチョウ(雷鳥、学名:Lagopus mutus)とはキジ目ライチョウ科の鳥。夏が近づくと、メディアに頻繁に登場してくる。この季節、求愛の様子が目撃されたり、あるいは真夏になると、ヒナが巣から出歩いて、母鳥と歩く姿が見られる。珍しさもあって、記事になりやすいんだろう。

▲メスの成鳥、常念山脈で、09年6月
>>続きがあるのだ!

▲メスの成鳥、常念山脈で、09年6月
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2009年06月24日
黄金・常念岳
今朝、いささか二日酔い気味で、夜明けに目覚める。
ああ、冷たい水!
乾いた口が、喉がそう求めるので、すぐ近所の井戸に水を飲みに行く。
その冷たさに身体中の細胞が目覚め、あ。夏だ。と気づく。おお、夏が来た。
そういえば、昨夕、酔って眺めた西の空がきれいだったなあ。

▲2009年6月23日19時7分
こがね色に輝く空に、言葉を失う。露出も適当に、シャッターを切っている自分に気づく。左端に槍の穂先、大きく常念岳、夕陽が落ちていった鞍部を挟んで横通岳、さらに大天井岳へと続く稜線。
たった1-2分で色合いも明るさも変化してくる。慌てて望遠レンズを取りに、隣室へ...。

▲2009年6月23日19時10分
うおお。黄金に燃える、常念岳。
ひとり窓辺に、感動に震える僕の背後で、豆ども(こどもたち)が騒がしい。
どうやら、でっかいぬいぐるみの、クマの「プー」を折檻しているようだ。新聞紙を丸めた筒で、チャンバラに興じるように。やめさせねば! と振り向くと、プーの胴体を集中的に攻撃しているではないか。
でぶりんちょす! でぶりんちょす!
メタボ退治のつもりらしいが。大きなお世話だ。
ああ、冷たい水!
乾いた口が、喉がそう求めるので、すぐ近所の井戸に水を飲みに行く。
その冷たさに身体中の細胞が目覚め、あ。夏だ。と気づく。おお、夏が来た。
そういえば、昨夕、酔って眺めた西の空がきれいだったなあ。

▲2009年6月23日19時7分
こがね色に輝く空に、言葉を失う。露出も適当に、シャッターを切っている自分に気づく。左端に槍の穂先、大きく常念岳、夕陽が落ちていった鞍部を挟んで横通岳、さらに大天井岳へと続く稜線。
たった1-2分で色合いも明るさも変化してくる。慌てて望遠レンズを取りに、隣室へ...。

▲2009年6月23日19時10分
うおお。黄金に燃える、常念岳。
ひとり窓辺に、感動に震える僕の背後で、豆ども(こどもたち)が騒がしい。
どうやら、でっかいぬいぐるみの、クマの「プー」を折檻しているようだ。新聞紙を丸めた筒で、チャンバラに興じるように。やめさせねば! と振り向くと、プーの胴体を集中的に攻撃しているではないか。
でぶりんちょす! でぶりんちょす!
メタボ退治のつもりらしいが。大きなお世話だ。
2009年06月23日
ええ。大町に。
ああ。
何と辛い一日だったのだろう。
そらは輝き、かぜは薫る一日。
それなのに、僕は朝から息苦しく、
ばくばくと心の臓が激しく打って、
もう、眼を上げることもできなくなった。

だって、すぐ目の前の屋根の上には、五竜。
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何と辛い一日だったのだろう。
そらは輝き、かぜは薫る一日。
それなのに、僕は朝から息苦しく、
ばくばくと心の臓が激しく打って、
もう、眼を上げることもできなくなった。

だって、すぐ目の前の屋根の上には、五竜。
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2009年06月22日
初期化するのだ

人生のリセットができるものなら、そのボタンの在処を教えてほしい。
ボタンの場所を知らないから、僕には永遠にリセットができそうにない。だからせめて、月に一度の初期化作業を行う。ああ。Macの話だ。TigerというOSが入ってるHDそのものをまっさらにして、環境を再構築するのだ。
そんなことしなくてもいいのだけれど、散らばったデスクトップや不要になったファイルやらをごっそり消して、何と言うか、風呂に入ったりヒゲを剃ったりするような気分なのだ。気分だけでなく、インストール中の待ち時間には、髪を剃る。もう6年もずーっと坊主頭なのは、このつるりんちょす頭が伸びた姿。僕にとって、髪の毛とは不要なファイルと同じ程度の物、できることなら、永久脱毛したいのだ。
うん、とてもさっぱりしたので、山間のいで湯に出かけた。

美ヶ原の一角、薄川の谷底に湧く【扉温泉】という温泉地で、近くの【扉峠】という地名に因む。そもそも扉とは、天岩戸の戸のことだ。
昔、いたずらな神様が居てちょいと度が過ぎて、怒り嘆いた天照大神さまが岩戸の向こうに入られたまま、出て来ない。天照大神は太陽の神様で光りそのものであるから、世の中は真っ暗でどえらく、困った。歌って踊って大神様を誘い出すのだが、二度とこんなことが無いように、岩戸は遠く信州の地に隠されたのだ。隠されるための旅の休憩ポイントが、ここ、扉峠。で、隠されたところが【戸隠】だ。
そんな昔の出来事に思いを馳せながら、標高1,100m近くの露天風呂でぼけっとするのは、いいもんだ。ああ、そんなことより、お山に行きたいのだ、僕は!
2009年06月19日
鯖とマヨネーズ
学生時代に暮らしたぼろ家は、牛込の高台に建つ、文字通りの廃屋だった。その家は薮に囲まれ、夏には緑の魔境を思わせていた。腐って破れ果てた板壁の隙間からは、にょろにょろと何でも入り込んでくる。なめくじ、蔓巻く雑草、薮蚊の群れ、そして猫。
クライミングの道具が散乱した孤独なその家には、夕方になると茶色い猫が上がり込んできて、めしをせがむ。壁の破れ目から入ってくるくせに、でかくて堂々として、食欲旺盛だった。不思議なことに山道具の使い方を知っていると見えて、梁からぶら下げられた鐙(あぶみ:人工登攀で使う縄梯子のような物)を足場にして、器用に天上まで駆け上っていた。
猫には何を喰わせれば良いのか知らない僕は、鯖の水煮缶を買い置きしておいて、与えていた。

>>続きがあるのだ!
クライミングの道具が散乱した孤独なその家には、夕方になると茶色い猫が上がり込んできて、めしをせがむ。壁の破れ目から入ってくるくせに、でかくて堂々として、食欲旺盛だった。不思議なことに山道具の使い方を知っていると見えて、梁からぶら下げられた鐙(あぶみ:人工登攀で使う縄梯子のような物)を足場にして、器用に天上まで駆け上っていた。
猫には何を喰わせれば良いのか知らない僕は、鯖の水煮缶を買い置きしておいて、与えていた。

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2009年06月17日
LAKEN クアドラダ

保育園のバザーという行事を終え、その売れ残り品を引き取ってもらうために、リサイクルショップを訪ねる。査定中の待ち時間の間、僕は大した興味も無く、売り場をぶらぶらしていた。どうせがらくたばかりだ。
ん? いま、赤い水筒のようなシロモノがちらりと見えたような...あ。ラーケン。LAKEN CUADRADA(ラーケン/クアドラダ)が無造作に置かれているではないか。おや、袋に入っているところを見ると、新品(デッドストック)のようだ。
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2009年06月16日
定点観測、09初夏
月曜は診察とリハビリに出かける。
事故で痛めた僕の骨を、レントゲンの画像で眺めていた若い医師は興味なさそうに、こう言った。
「あ。くっついてますね。
今日から、重いモノを持っても良いですよ」
じゃあ、昨日はいけなかったんかい。悪態を飲み込んで、長引いた治療の礼を言う。診察室を出てリハビリセンターに向かいながら、急にやる気と元気が出てきた。帰れば仕事もこなす。こどもとも遊ぶ。たまる一方の写真の整理でもしてみる。
毎回毎回のことで新鮮味もないが、同じ構図を眺め続けると愛着も湧くもので、好みの押しつけのようなことをしてしまう。山にも行かない。道具も買わない。知見も洞察もない。こんなBLOGにお付き合いいただいてる皆さんには、大変申し訳ない。
仕事部屋の、窓の向こうの風景。6枚の写真に、日付とタイムスタンプを入れた。

これは、松本から見る日没位置が槍の穂先から少し北(右)にずれて、常念にぶち当たるところだ。
>>続きがあるのだ!
事故で痛めた僕の骨を、レントゲンの画像で眺めていた若い医師は興味なさそうに、こう言った。
「あ。くっついてますね。
今日から、重いモノを持っても良いですよ」
じゃあ、昨日はいけなかったんかい。悪態を飲み込んで、長引いた治療の礼を言う。診察室を出てリハビリセンターに向かいながら、急にやる気と元気が出てきた。帰れば仕事もこなす。こどもとも遊ぶ。たまる一方の写真の整理でもしてみる。
毎回毎回のことで新鮮味もないが、同じ構図を眺め続けると愛着も湧くもので、好みの押しつけのようなことをしてしまう。山にも行かない。道具も買わない。知見も洞察もない。こんなBLOGにお付き合いいただいてる皆さんには、大変申し訳ない。
仕事部屋の、窓の向こうの風景。6枚の写真に、日付とタイムスタンプを入れた。

これは、松本から見る日没位置が槍の穂先から少し北(右)にずれて、常念にぶち当たるところだ。
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2009年06月15日
夏の企て'09-その1
そろそろ、夏山2009の計画を立てなければ。
先日はプロフィール欄を書き換えることになったのだが、お山は待ってくれない。そう、逝く者は、かくのごときか、昼夜を舎(お)かず。僕のような脳天気な男でも、雲の移ろい川の流れを眺めながら、時の過ぎ行くことを止めるものはないと、実感することもあるのだ。お山へ行きたし、足腰立たず、そうなる前に1秒でも長く、稜線の景色をまぶたの裏に焼き付けよう。
さあ、ことし。企ては一度にとどまらず、運よければ数度に及ぼう。人ごみと言ってよい裏表銀座通りや、あるいは「それは、どこだ?」と問われるようなウルトラマイナーピークの旅まで、げっぷがでるまで楽しんでやろうではないか。
ぐふふふ。それもこれも、昨年は「液晶アクオスの妨害」または「亀山モデルの乱」という出来事(註:僕の山装備予算で、液晶TVを2台買われてしまった)のために断念した、ソロテントとシュラフという寝る道具が、いまや手元にあるのだ。
■常念山脈・深南部の薮稜へ(3泊4日)

>>続きがあるのだ!
先日はプロフィール欄を書き換えることになったのだが、お山は待ってくれない。そう、逝く者は、かくのごときか、昼夜を舎(お)かず。僕のような脳天気な男でも、雲の移ろい川の流れを眺めながら、時の過ぎ行くことを止めるものはないと、実感することもあるのだ。お山へ行きたし、足腰立たず、そうなる前に1秒でも長く、稜線の景色をまぶたの裏に焼き付けよう。
さあ、ことし。企ては一度にとどまらず、運よければ数度に及ぼう。人ごみと言ってよい裏表銀座通りや、あるいは「それは、どこだ?」と問われるようなウルトラマイナーピークの旅まで、げっぷがでるまで楽しんでやろうではないか。
ぐふふふ。それもこれも、昨年は「液晶アクオスの妨害」または「亀山モデルの乱」という出来事(註:僕の山装備予算で、液晶TVを2台買われてしまった)のために断念した、ソロテントとシュラフという寝る道具が、いまや手元にあるのだ。
■常念山脈・深南部の薮稜へ(3泊4日)

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2009年06月14日
上高地、さらなる廃道
いつものことだが、少し不謹慎なことを書く。また、多少煩雑である。
今年(09年)の五月の大型連休の直後、上高地への自動車道(県道上高地公園線)が落石事故の影響で閉鎖され、多くの方々が影響を被った。nut'sさんもそのひとりである。地元メディアでは、有名観光地へのアクセスに支障を来した、地域経済への影響は?などという記事とともに、作業員2名が死傷するという応急対応工事の安全管理を疑問視する報道もあった。

事故のこと、その責任問題、そのあたりには僕は無関心だ。
だが読み飛ばせない二文字が、禁断のキーワードが、あったのだ。
>>続きがあるのだ!
今年(09年)の五月の大型連休の直後、上高地への自動車道(県道上高地公園線)が落石事故の影響で閉鎖され、多くの方々が影響を被った。nut'sさんもそのひとりである。地元メディアでは、有名観光地へのアクセスに支障を来した、地域経済への影響は?などという記事とともに、作業員2名が死傷するという応急対応工事の安全管理を疑問視する報道もあった。

事故のこと、その責任問題、そのあたりには僕は無関心だ。
だが読み飛ばせない二文字が、禁断のキーワードが、あったのだ。
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2009年06月11日
SORBOで守るのだ
ハンワグのクラックセイフティーGTXは、僕には身体の一部のようにしっくりとくる山靴である。裏山・里山でも歩行が6時間を越えるようだと、オーバースペックと解りながらチョイスしてしまう。ましてや、これなくして稜線に向かおうなどとは全く想像できない。かといって、不満がない訳ではない。
まず、カラーリングだ。赤は、いけない。【外遊び彷徨記】のチャイさんなら、赤みたいなビビドなカラーが似合うが、僕にはすこし派手だな。
次にシャンクだ。シャンクというのは靴の中の「芯」のようなもので、どうやらグラスファイバーのような外見の素材が使われている。これが、やたらめったら、硬い。どのくらい硬いかというと、指の関節で「ノック」しようものなら、骨が砕けそうになる。瀬戸物ののレンゲでもこつんとやればパリンとなる。例えようもなく、硬い。
このシャンクは、インナーソールをひっぺがすと、そこにむき出しで張り付いている。張り付いてるというより、これがブーツの芯だ、というような厚かましい顔して、そこにいる。このブーツは、つま先だけで岩や雪壁のフットホールドに立ち込めるようになってるから、そもそもソールが曲がらない。曲がっては困るのだ。この硬さを支えているのが、前述のシャンクだ。
御陰様で、と言えば良いのか...。
ソールが硬いと、いろいろと足のトラブルを回避できる。
雪渓を降りてくるとき、踵を蹴り込んで降りてくるなら問題ない。アイゼンでべた足(フラットポイント)で降りてきても疲れない。ガレ場だろうが木の根っこだろうが、およそヒトが歩きにくいところでも、何ら問題ない。
ところが、である。舗装されたアスファルトが辛い。着地時に踵の骨を通じて脚に伝わる衝撃! ポリウレタンのミッドソールとインナーソールが衝撃吸収してくれるとはいえ、踵の骨にダイレクトに突き上げてくる路面は、果てしなく辛い。林道歩きを強いられることは多くないとは思うものの、今年の夏の計画を整理しているうちに、林道区間がやたら長いことに気がついた。たとえば、裏銀座のブナ立て尾根に夜中〜未明に取り付こうとすると、七倉のゲートから不動沢のトンネル先まで延々と舗装路を歩くことになるだろう(まあ、これは甘い方だと言われるが)。
なんとか、舗装路の衝撃から逃れたい。
高価なインナーソールは、ブーツ本体ぐらい出費を強いられそうだ。いま、それはまずい。もっとコストパフォーマンスを追求できないか?

SORBOの【人工筋肉】を使用したインナーソールだ。これはカカトのクッション。
>>続きがあるのだ!
まず、カラーリングだ。赤は、いけない。【外遊び彷徨記】のチャイさんなら、赤みたいなビビドなカラーが似合うが、僕にはすこし派手だな。
次にシャンクだ。シャンクというのは靴の中の「芯」のようなもので、どうやらグラスファイバーのような外見の素材が使われている。これが、やたらめったら、硬い。どのくらい硬いかというと、指の関節で「ノック」しようものなら、骨が砕けそうになる。瀬戸物ののレンゲでもこつんとやればパリンとなる。例えようもなく、硬い。
このシャンクは、インナーソールをひっぺがすと、そこにむき出しで張り付いている。張り付いてるというより、これがブーツの芯だ、というような厚かましい顔して、そこにいる。このブーツは、つま先だけで岩や雪壁のフットホールドに立ち込めるようになってるから、そもそもソールが曲がらない。曲がっては困るのだ。この硬さを支えているのが、前述のシャンクだ。
御陰様で、と言えば良いのか...。
ソールが硬いと、いろいろと足のトラブルを回避できる。
雪渓を降りてくるとき、踵を蹴り込んで降りてくるなら問題ない。アイゼンでべた足(フラットポイント)で降りてきても疲れない。ガレ場だろうが木の根っこだろうが、およそヒトが歩きにくいところでも、何ら問題ない。
ところが、である。舗装されたアスファルトが辛い。着地時に踵の骨を通じて脚に伝わる衝撃! ポリウレタンのミッドソールとインナーソールが衝撃吸収してくれるとはいえ、踵の骨にダイレクトに突き上げてくる路面は、果てしなく辛い。林道歩きを強いられることは多くないとは思うものの、今年の夏の計画を整理しているうちに、林道区間がやたら長いことに気がついた。たとえば、裏銀座のブナ立て尾根に夜中〜未明に取り付こうとすると、七倉のゲートから不動沢のトンネル先まで延々と舗装路を歩くことになるだろう(まあ、これは甘い方だと言われるが)。
なんとか、舗装路の衝撃から逃れたい。
高価なインナーソールは、ブーツ本体ぐらい出費を強いられそうだ。いま、それはまずい。もっとコストパフォーマンスを追求できないか?

SORBOの【人工筋肉】を使用したインナーソールだ。これはカカトのクッション。
>>続きがあるのだ!
2009年06月10日
北ア、失われた道

散歩の途中、古書店で埃を被っている、少し昔のムックを見つけた。「山と渓谷社」から出ていたもので、僕のおやじの本棚にもあった本だ。
眺めていると、おおおお。
数日眠れないぐらいの驚きの連続である。
>>続きがあるのだ!
2009年06月09日
常念山脈で、愛を。
2009年6月8日、夕刻。薄く漂う雲は山脈上にもふわふわと流れている。太陽は、常念岳の山頂に向けて高度を下げていく。あ。そこはだめ。
しかし天体の運行とは無慈悲なものだ。願いむなしく、常念さんのてっぺんが、焼け落ちる。

あちちちち。
>>続きがあるのだ!
しかし天体の運行とは無慈悲なものだ。願いむなしく、常念さんのてっぺんが、焼け落ちる。

あちちちち。
>>続きがあるのだ!
2009年06月08日
Merrell Chameleon II
鮮やかなカラーバリエーション。ジャングルモック以来の独特なフォルムと成形メソッド。好き嫌いはあれど、まあ、個性的なブーツである。岳人誌のモノクロ記事で見て、どんなカラー展開かと気にはしていたのだ。
Merrell Chameleon II Stome G-TX XCR(メレル・カメレオン・II・ストーム ゴアXCR)。このお手頃な軽量ミッドカット ローカットブーツを手にしてみた。

うむ。写真で見た印象ほど、きゃしゃじゃない。
>>続きがあるのだ!
Merrell Chameleon II Stome G-TX XCR(メレル・カメレオン・II・ストーム ゴアXCR)。このお手頃な軽量

うむ。写真で見た印象ほど、きゃしゃじゃない。
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2009年06月06日
M式珈琲ドリッパー(1)
フィールドで使用される珈琲ドリッパーにおいて、そのパフォーマンスでは放置式珈琲ドリッパー、正式名称は【放琲ドリッパー(R) 】を越えるものはない(詳細はこちら)。
超軽量、コンパクト、ローコスト、耐熱120度まで。およそドリッパーに要求される仕様要件をすべて満たした、夢のドリッパーである。
われらが幕営団も【放琲ドリッパー(R) 】のライセンス供与を受けて一部導入していたが、放置式からさらに進化したオリジナル珈琲ドリッパー【M式ドリッパー】の開発は、団の悲願でもあった。この開発計画は09年の5月末に第1フェーズを終え、抽出試験を行って良好な結果を示している。いまだ携行性、耐久性など運用面での課題を多く残すものの、実用化への道筋が見えて来たようだ。

そのときの様子をレポートしよう。
>>続きがあるのだ!
超軽量、コンパクト、ローコスト、耐熱120度まで。およそドリッパーに要求される仕様要件をすべて満たした、夢のドリッパーである。
われらが幕営団も【放琲ドリッパー(R) 】のライセンス供与を受けて一部導入していたが、放置式からさらに進化したオリジナル珈琲ドリッパー【M式ドリッパー】の開発は、団の悲願でもあった。この開発計画は09年の5月末に第1フェーズを終え、抽出試験を行って良好な結果を示している。いまだ携行性、耐久性など運用面での課題を多く残すものの、実用化への道筋が見えて来たようだ。

そのときの様子をレポートしよう。
>>続きがあるのだ!
2009年06月05日
実録!山行と体重

09年5月31日、午前5時半、朝飯を喰った直後の僕の体重である。
66.0kg。
えっ、でぶりんちょすって、何のことだ?と不審に思われる方も多いだろう。
08年の春先には、52kgぐらいだったのだ。がりがり君とさえ呼ばれていた。たった一年で、プラス13〜14kg。これがでぶりんちょすという現象である。全身が健康的にふっくらするのではない。ウエストの前の方に、10kg入り米袋相当+αの脂肪がついたのだ。
さて、せっせと尾根を這い登ると、体重にどんな変化が見られるだろう。なにしろ大量の汗を排出するから、リアルに脂肪燃焼という意味ではない。単純に、体重の変化だけ、眺めてみるのだ。
お山に行く前、66.0kg。今回は燕岳(合戦尾根)の小屋泊まり。さて、帰宅後には...
>>続きがあるのだ!
2009年06月03日
魂の高菜漬

僕のDNAがどこから来たか、その一事を思い起こす瞬間がある。
マイ・ソウル・高菜漬。
信州で、菜を漬けるといえば野沢菜だ。
が、穂高神社の起こりは、そも、はるか信州の地に、北九州を根城にした海人族の神々が祀られていることを、思い出すがいい。
信州人よ、この味を、忘れたか?
>>続きがあるのだ!
2009年06月02日
徳本峠小屋、休業
中房温泉・湯原の湯の壁面に、徳本峠小屋休業のインフォメーションが掲示されていた。夏山に島々谷経由の上高地入りを予定されている方、あるいは霞沢岳をプランされている方、ご注意ありたい。

念のため全文を記す。
>>続きがあるのだ!

念のため全文を記す。
>>続きがあるのだ!
2009年06月01日
僕の女王様
稜線で朝を迎えたのは、実に15年ぶりぐらいになる。前回は南の千枚小屋の幕営地だったか、鳳凰のどこかだったか、もう思い出せないぐらいだ。黒法師山でのビバークだったかもしれない。
09年5月31日夜から6月1日の朝にかけて、北の燕岳・燕山荘に成り行きで、というか確信犯的に世話になって、稜線の朝を眺めて来た。ただそれだけのことだ。雨が降りしきる中を歩きに歩いて小屋に辿り着いたら、もうストーブから離れられなくなってしまったのだ。

6月1日、表銀座は、モルゲンロートに燃えていた。ふだん、下界・松本から眺める朝焼けの槍ばかり見慣れていたから、稜線を辿った先に聳立する槍の姿にぷるぷる震えてしまった。
>>続きがあるのだ!
09年5月31日夜から6月1日の朝にかけて、北の燕岳・燕山荘に成り行きで、というか確信犯的に世話になって、稜線の朝を眺めて来た。ただそれだけのことだ。雨が降りしきる中を歩きに歩いて小屋に辿り着いたら、もうストーブから離れられなくなってしまったのだ。

6月1日、表銀座は、モルゲンロートに燃えていた。ふだん、下界・松本から眺める朝焼けの槍ばかり見慣れていたから、稜線を辿った先に聳立する槍の姿にぷるぷる震えてしまった。
>>続きがあるのだ!



